渋谷駅脇の宮下公園が事前予告なしに全面封鎖されました。この暴挙に対して、野宿者とその支援グループなどが共同で緊急抗議声明を出しました。
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22日に都庁申し入れをしました
22日午後に都知事宛に東京オリンピック・パラリンピックに対する申し入れについて、OurPanetl-TVが取材し、その模様を報じています。
膨らむ五輪を批判〜市民が小池都知事に質問書(OurPanetl-TV)
【イベント】【全日程】はんごりん国際連帯ツアー 3週間にわたり続々開催!イベント・スケジュール
反五輪の会ブログから
反五輪の会メンバーが現地交流してきた ジゼレ・タナカさん(from Rio)、イ・ギョンリョルさん(from Seoul)が、なんと、そろって東京にやってきます。
「排除の祭典」リオ五輪、すさまじい環境破壊とともに会場建設が進んでいる2018ピョンチャン冬季五輪、そしてアウト・オブ・アンダーコントロールに招致賄賂疑惑の東京五輪。オリンピックは開催地に何をもたらしているか、生の声を聞ける絶好の機会です!
お見逃しなく!
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●ジゼレ・タナカ Giselle Tanaka ―――ブラジル・リオから
建築家、都市研究者。リオデジャネイロ大学都市計画研究所所員。リオ五輪の対抗イベント『Rio 2016 – Os Jogos da Exclusão(排除のゲーム)』主催者のひとり。
●イ・ギョンリョル Lee Gyeongryeol ――韓国から
スポーツ平和フォーラム幹事。高麗大学教育大学院で体育を専攻。2011年に反対運動にもかかわらず東大門運動場が撤去され、東大門デザインプラザが建設されたことを一顧だにしなかったアカデミズムに幻滅。体育が政府の権力を強化し政治的業績をあげるために利用されることに抵抗し、体育の価値を多様な形で提示すべくNGO活動に従事している。
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★お二人の通訳・滞在費用カンパにご協力をお願いします!!!★
ポルトガル語、英語、韓国語の通訳ボランティアの方々への謝礼、長野五輪から20年・現地ツアー、東京各地でのフィールドワークと、お金がたくさんかかります。しかし反五輪の会、お金がありません……
目標:10万円
暖かいご支援をどうかよろしくお願いいたします!
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【反五輪の会 口座】
みずほ銀行本郷支店(店番号075)
普通口座
2936242
ハンゴリンノカイ
●ソリダリティ!はんごりんトートバッグ 販売中!!
売上はすべて、はんごりん国際連帯ツアー経費に充てます。
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価格700円
各イベント会場にて販売 ※限定200枚
通販のお取り扱い
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Tel03-3352-6916
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はんごりん国際連帯ツアー イベント・スケジュール 全日程
HANGORIN Solidarity tour Information
2/18(土) シンポジウム「反オリンピックと都市―リオ・ピョンチャン・東京」
Social Movement against Olympic Games: Rio de Janeiro・Pyeongchang・Tokyo
出演:いちむらみさこ、町村敬志、ジゼレ・タナカ、イ・ギョンリョル
14:00~18:00 上智大学四谷キャンパス2号館408教室(四ッ谷駅5分)
※無料
主催:上智大学グローバル・コンサーン研究所(Tel 03-3238-3023 i-glocon@sophia.ac.jp)
2/19(日) はんごりん 交流フィールドワーク in神宮外苑・千駄ヶ谷
13:00~外苑前交差点(銀座線外苑前駅) 時計台ひろば集合 ※無料
16:20ころ 千駄ヶ谷区民会館(原宿駅徒歩8分)にて解散
「《連続シンポ》福島原発事故から6年―「復興」の名の下に切り捨てられる人びと」(主催:福島原発事故緊急会議)に参加予定
主催:反五輪の会(hangorin2020@gmail.com)
2/24(金) はんごりん 国際連帯熱烈歓迎デモ &リオ・ピョンチャン・東京ソリダリティパーティ!
18:30 新宿駅東口アルタ前ひろば集合 → 新宿通りデモンストレーション
19:30 カフェ・ラバンデリア(新宿三丁目駅すぐ)にてパーティ!
トーク、LIVE、デモコール創作、DJタイム ※カンパ制/1ドリンクオーダー
出演・うらん(歌)ねこいち(パンデイロ)稲葉光(ギター)、中川五郎、El Shingonほか
カフェ・ラバンデリア(Tel 03-3341-4845)
主催:反五輪の会 (hangorin2020@gmail.com)
2/25(土) 国際おことわりコンベンション(IOC) 韓国から イ・ギョンリョルさんをお招きしてhttp://www.2020okotowa.link/
出演・イ・ギョンリョル、谷口源太郎、鵜飼哲
※資料代500円
13:00~ ピープルズ・プラン研究所(江戸川橋駅1-b出口10分)
Tel 03-6424-5748
主催:「2020オリンピック災害」おことわり連絡会
2/28(火) シンポジウム「女性の都市への権利 オリンピック開催都市での喪失」
出演・ジゼレ・タナカ、首藤久美子、いちむらみさこ、他スペシャルゲスト
18:30~20:30 在日本韓国YMCAアジア青少年センター502号会議室(水道橋駅、御茶ノ水駅、神保町駅 Tel 03-3233-0611)
※資料代800円
定員40名
申込制 ⇒ 申し込みはコチラのフォームから
主催:特定非営利活動法人アジア女性資料センター、反五輪の会
3/3(金) 国際おことわりコンベンション(IOC) リオから ジゼレ・タナカさんをお招きして
出演・ジゼレ・タナカ ※資料代500円
18:30~ 千駄ヶ谷区民会館(原宿駅10分、北参道駅5分) Tel 03-3402-7854
主催:「2020オリンピック災害」おことわり連絡会
3/5(日) 【大阪】シンポジウム「グローバルメガイベント闘争と我々の生」(仮)
出演・ジゼレ・タナカ
16:00~ 詳細未定
場所:大阪市西成区山王周辺(お問い合わせください)
連絡先:mochikinokimochi(@)gmail.com(モチキ)
反五輪の会
hangorin2020(@)gmail.com
【イベント】2月18日:上智大学:反オリンピックと都市―リオ・ピョンチャン・東京
イベントのご案内
反オリンピックと都市―リオ・ピョンチャン・東京
Social Movement against Olympic Games: Rio de Janeiro・Pyeongchang・Tokyo
一国の開発や復興を掲げて開催されるオリンピック。そのネガティブな側面が議論されることも多いが、オリンピックとなると、他のメガイベントにもまして、抗議の声はかき消されてしまう。都市において普段は見えなくされている権力関係は、貧困層の立ち退き、開発主義による環境破壊など、オリンピックによって顕在化する。普段は見えない権力関係が、オリンピックを梃子にして、どのように作用するのか。リオの都市開発と貧困層の追い出し、ピョンチャンの環境破壊など外国では何が起きたのか、そして東京では2020年に向けて、すでに何が起きているのか、それはオリンピックのいかなる権力作用によるものなのだろうか。シンポジウムでは、リオ、ピョンチャン、東京の社会運動の現場から、オリンピックで争われる都市の価値とは何かを議論する。
日時:2017年2月18日(土) 14時~18時
上智大学四谷キャンパス2号館408教室(正門から入ってすぐ左手の建物)
四ッ谷駅から徒歩5分(JR中央線・総武線、南北線・丸の内線)
入場無料・予約不要
いちむらみさこ(Ichimura Misako)
アーティスト。2003年より東京都内の公園のテント村に住みながら、絵を描く集い、エノアール運営。野宿者運動にかかわりながら、反五輪の会で活動。著書に『Dearきくちさん―ブルーテント村とチョコレート』キョートット出版他。
町村敬志(Machimura Takashi)
社会学者。一橋大学教授。専門は都市社会学。著書に『世界都市東京の構造転換』、『開発主義の構造と心性―戦後日本がダムでみた夢と現実』、編著に『都市空間に潜む排除と反抗の力』など他多数。
ジゼレ・タナカ(Giselle Tanaka)
建築家、都市研究者。リオデジャネイロ大学都市計画研究所所員。リオ五輪の対抗イベント『JOGOS DA ECLUSAO(排除のゲーム)』主催者のひとり。
李敬烈(イ・ギョンリョル)(Lee Kyung Yeol)
スポーツ平和フォーラム幹事。高麗大学教育大学院で体育を専攻。2011年に反対運動にもかかわらず東大門運動場が撤去され、東大門デザインプラザが建設されたことを一顧だにしなかったアカデミズムに幻滅。体育が政府の権力を強化し政治的業績をあげるために利用されることに抵抗し、体育の価値を多様な形で提示すべくNGO活動に従事している。
主催 上智大学グローバルコンサーン研究所
【お詫びとお知らせ】1月22日集会における車イス利用者へのお詫び、及び、今後の対応
私たちが主催した1月22日集会は、渋谷区千駄ヶ谷区民会館2階にある集会場で開かれました。同会館にはエレベーターがありませんでした。そして、集会のために来場された車イス利用者の方が2階に上がることが出来ず、結果として、参加を断念する事態になりました。
私たちは、同会館がそのような欠陥を持っていることについて確認せず、従って対応も考えていなかったことを反省しています。
参加を断念せざるをえなかった方に対して、「おことわリンク」として深く陳謝をいたします。 大変申し訳ありませんでした。今後の対応については以下のように考えています。
1. イベント・集会などを企画するときに、誰もが参加しやすい場所を出来るだけ選ぶ
2. 会場などのバリア状況について事前に告知する
3. そのバリアが障害になる方の参加に際しては、施設に対する要望なども含め最善の方法をともに考えるようにする
また、パラリンピックに反対する視点や意見を共有し深化させていくことが、私たちの重要な取り組みの1つだと考えています。 今回のことを教訓としながら、様々な立場・状態の方々とともに進めることのできる運動にしていきたいと思います。
【反五輪の会】共謀罪、断固反対!!
共謀罪、断固反対!!
安部首相は、テロ等準備罪(以下、共謀罪)が国際組織犯罪防止条約の締結に必要で、「条約を締結できなければ東京五輪を開けないと言っても過言でない」と述べている。
大いに結構ではないか。
共謀罪法案も東京五輪もまとめて返上していただこう。
ちなみに、国際組織犯罪防止条約とは、テロ対策ではなく、国際的な暴力団などの経済犯罪防止を目的としている。また、共謀罪などなくても批准できるらしい(日弁連リンク)。
安部首相は、国際的なややこしげな条約を持ち出せば煙にまけると思っているようだ。
本気で同条約のことを考えているのならば、条約を補完する「人身取引」議定書(2005年国会承認、未批准)に違反する現状を改めたらどうなのか。日本では、高額の渡航前費用に縛られている外国人技能研修生や偽装結婚などで入国させられ風俗産業等で働くことを強制されている女性などの奴隷的処遇の人々が存在している。(米国国務省人身売買報告書2015年リンク)
安部首相は五輪を持ち出せば、何でも通ると思っているようだ。利権に基づく都市再開発、野宿者排除、公共住宅破壊、これらが東京五輪の旗の元に行われてきた。この列に共謀罪が加わることによって、五輪は最悪の免罪符であることがますます明らかになってきた。
悪法は入り口で止めるべきだ。
私たち反五輪を掲げる団体に対する不当な捜査や弾圧が強く懸念され、反五輪と言いにくいムードが今以上に醸成されるだろう。それだけではなく、共謀罪は、警察の捜査対象と弾圧の無制限の拡大をもたらすものだ。一般人は関係ないというのは、治安維持法の時も言っていた戯れ言にすぎない。一昨年の秘密保護法、昨年の集団的自衛権ふくむ安保法、沖縄ではたくさんのひとを逮捕して米軍基地建設強行と戦争準備が着々と進んでいる。
人権よりも五輪が大事という「五輪ファースト」は許しがたいし、平和を脅かす祭典であるオリンピックはいらない。
反五輪の会は、思想・良心・表現の自由に反し、警察監視社会を強化する共謀罪に断固反対する。
(反五輪の会ブログより転載)
1月22日集会発言(動画と資料)
谷口源太郎さん(スポーツジャーナリスト)(資料)
山本敦久さん(成城大学)(資料)
アツミマサズミさん(東京にオリンピックはいらないネット)(資料)
北村小夜さん(元教員)(資料)
江沢正雄さん(オリンピックいらない人たちネットワーク)(資料)
友常勉さん(東京外国語大学)(資料)
なすびさん(被ばく労働を考えるネットワーク)(資料準備中)
韓国からのアピール(ビデオ参加)(動画はありません)
いちむらみさこさん(Planetary No Olympics Network)
脇義重さん(元・いらんばい!福岡オリンピックの会)
金滿里さん(劇団態変)(ビデオ参加)
井上森さん(立川自衛隊監視テント村)(資料)
池田五律さん(戦争に協力しない・させない練馬アクション)(資料)
根津公子さん(「日の丸・君が代」被処分元教員)(資料1)(資料2)
小川てつオさん(反五輪の会)(資料)
フランスからのメッセージ「放射能まみれのオリンピックにノンを!」(資料)
ジャン=マリ・ブロームさんのアピール(資料)
A Protest Message
Jan.25, 2017
We protest against the crackdown on and an unjust arrest at the anti-Olympic Games demonstration on Jan.22nd. We declare No Thank You to human-rights-disregarding Olympics!
from a Group Linking Okotowari(No-Thank-You’s)to 2020 Olympic Disasters (OkotowaLink)
c/o Space Ochanomizu Attac Metro Area, 1A Bld.Seiwa, 1-21-7 Kanda awajichou ,Chiyodaku, Tokyo
http://www.2020okotowa.link/
On Jan.22nd, we held a rally to start a movement to say No! to 2020 Tokyo Olympics hosting and to pursue its return (Okotowari).
Prior to the rally, many of our members joined a demonstration “No Thank You to Olympics First! Stop Olympics” organized by an Anti-Olympics Group who share our anti-Olympics views and joined our rally after the demonstration.
That day the demo, even before its start from Harajuku Station, was surrounded by quite a number of detectives from the Public Security Investigation Agency, which created an extraordinary atmosphere: policemen on guard kept provoking the demonstrators by pushing them and unnecessarily restricting their moves. What’s more, plainclothes placed on the outer side of these detectives kept close watch unjustly taking videos.
In such a situation one of the demonstrators was suddenly dragged out of the file, pushed onto the ground and arrested. It happened in broad daylight when many people were walking around on the busy downtown streets.
The arrestee was immediately taken to Akasaka Police Office and held there until the afternoon of the 24th, when he was released by a public prosecutor’s judgment. This release was a matter of course, for the
charge brought against him, an“obstruction of public officials’ execution of public duties” hadn’t existed to
start with. But this arrest made us realize the will of the governing power to suppress anti-Olympics views with whatever charge they can think of.
In our declaration adopted at the end of the rally after the demonstration, we pointed out the outrageous spending of a sum total of 2,300,000,000,000 yen for the Olympic and Paralympic Games which last only 2 weeks, the distribution of the money among concession hunters in political, financial, and sporting circles, the on-going destruction of many residents’ bases of living and their expulsion from their residential areas for the construction of Olympic facilities and infrastructures, the suppression of various voices protesting against these violences and questioning the Olympics itself, the cracking down on civil movements and the building-up of a civil surveillance set-up in the name of anti-terrorism as evidences of “rights-and-lives destruction solely for the Olympics,” and named them all “Olympic Disasters.” The crackdown on the very day of this declaration gave us a vivid image of the disasters we will be mercilessly assailed by as we go raising our anti-Olympics voices from this very day on.
Present day Japan is messed up with such man-created disasters as the covering up of the victims of the nuclear accident and of its continuing radiation by advertised “Resurrection Olympics” and “Fukushima Under Control,” and the daily-threatening of Okinawans’ lives by the US Bases in existence and in the process of being newly constructed under the Japan-US Security arrangements. If the 2020 Olympics is going to be a celebration of/by these disaster creators, all we do is to raise our voices to refuse its whole.
These disasters are on the rise but our protests against them have already begun. Struggles against Olympics have been relayed on in various areas in Japan and in other parts of the world. Our counter attack against the crackdown on the 22nd is one of them. We are determined to stand together with these struggles and carry on ours in solidarity with them.
We Condemn Crackdowns on Expressions of Anti-Olympics !
We Demand Akasaka Police Office Admit the Unjustness of the Arrest and Apologize to the Victims of the
Crackdown on the Jan.22nd. Demonstration !
We Refuse a Festival built on Disregard of Human Rights and Expulsion of All Kinds !
【抗議声明】1.22のオリンピック反対デモでの弾圧・不当逮捕に抗議する!人権無視のオリンピックはおことわりだ!
2017年1月25日 「2020オリンピック災害」おことわり連絡会(おことわリンク)
東京都千代田区神田淡路町1-21-7 静和ビル1A
スペース・お茶の水 アタック首都圏気付
http://www.2020okotowa.link/
1月22日、私たちは集会を持ち、2020年の東京オリンピック開催に反対し、その返上(おことわり)を求める運動をスタートさせました。
集会に先立ち、私たちとオリンピック反対の意志をともにする仲間である「反五輪の会」は、「五輪ファーストおことわり!オリンピックやめろデモ」を開催し、私たちの集会にも合流してくれました。私たちの多くもまた、このデモに参加していました。
当日、原宿駅前から出発したデモは、出発前から大量の公安警察に取り囲まれました。まったく異様な状況が現出していたのです。警備の警察官たちはデモにたいして不要な規制をし、参加者を押したりするなど、挑発的な態度を一貫してとり続けました。さらにその外側に多くの私服警官が配置され、不当なビデオ撮影などの監視を続けていました。
そうした状況の中で、1人のデモ参加者が、突然、公安警察によってデモ隊から引きずり出され、地面に押しつけられて逮捕されるという事件が起こったのです。たくさんの人が歩いていた繁華街、白昼での出来事でした。
当該はただちに赤坂署に連行され、留置されましたが、24日午後、検事釈放となりました。被疑事実とされた「公務執行妨害」などなかったのだからあたりまえのことです。しかしこの事実は、反オリンピックという主張を、なんらかの理由を付けて取り締まろうとする権力の意思の存在を実感させるものでした。
私たちは、当日の集会で採択した宣言で、たった2週間開催されるに過ぎないオリンピック・パラリンピックのために、総経費2、3兆円にも上るカネがつぎこまれ、政財界・スポーツ界の利権屋どもに分配されること、施設やインフラ建設のために、多くの生活者が生活の拠点を破壊され、強制排除されている現実、そしてそれらに抗議する人びとやオリンピックに異を唱える多様な声を圧殺し、「反テロ」をも名目にしながら、強圧的な運動つぶし、住民監視体制がつくりだされていることなど、「すべてはオリンピックのために」あらゆる人権や生活が破壊され続けている現実を「オリンピック災害」と名指しました。私たちがそのような宣言を発したまさにその日におこったこの弾圧は、その日以降、オリンピックに反対の声をあげていくことに対して容赦なく襲いかかってくるであろう「災害」のひとつの姿を、私たちにあらためて見せつけたともいえます。
現在の日本社会の現実は、「復興五輪」とか「アンダーコントロール」の宣伝に覆い隠されようとする原発事故・放射能被害や被災者の棄民、日米安保体制のもとでの基地の存在と新たな基地建設によって、沖縄の人びとのくらしが日常的に脅かされるなど、あらゆる場面において人為的にひきおこされた「災害」にまみれています。2020年オリンピックが、それらの「災害」の責任者たちの勝利の祭典であるならば、私たちはその総体を否認する声をあげるのみです。
これらの「災害」と、それに対する抵抗は、すでに開始されています。「反オリンピック」の闘いも、各地で、また国際的なスケールにおいても積み重ねられてきています。そして今回の弾圧への反撃も、そうしたもののひとつです。私たちは、これらの活動とともにあることで、そして今後みずからが展開していく活動をつうじて、こうしたオリンピック反対の多様な行動に連なっていきます。
オリンピック弾圧を許さない!
赤坂署は不当逮捕を認め、1.22デモ被弾圧者に謝罪せよ!
人権無視と排除の祭典はいらない!
●詳しくは以下
救援会ブログ http://oidashisuruna.blogspot.jp/
反五輪の会ブログ https://hangorin.tumblr.com
おことわリンクブログ http://www.2020okotowa.link/ からもリンクがあ
ります。
【報道】(OurPlanet-TV)「東京五輪おことわり」五輪返上を訴える市民団体結成
2020年の東京五輪開催に反対する研究者や市民らが22日、「2020オリンピック災害」おことわり連絡会を結成した。東京・渋谷で開催された集会にはおそよ100人が集まり、参加者が次々とスピーチを行った。一橋大学大学院の鵜飼哲教授は、東京電力福島第一原発事故によって、今なお避難を強いられている人がいることを指摘し「復興ではなく、東京の再開発に膨大なお金、労働力、資材をつぎ込もうとしている。復興妨害五輪だ」と批判した。
集会に先立ち、反五輪の会の呼びかけでデモ行進が行われ、新国立競技場周辺を練り歩いた。参加者は、強制的な立ち退きが行われている都営霞が丘アパート前などを歩きながら、「野宿者追い出しオリンピック」「五輪ファーストおことわり」などと声を上げた。
デモ行進では、参加者数を超える警察官が警備にあたり、「早く歩きなさい」などと声をかけるなど、参加者に対して、嫌がらせをするような場面もあった。途中、参加者と警察とのもみあいが起こり、参加者1人が逮捕された。反五輪の会の首藤久美子さんは「東京五輪の開催を決める際、住民投票もなかったし、選挙の争点となったことももなかった。反対派の声が聞かれたことがないのに、デモの警察の数ばかりが多く、オリンピックをやめろという声があげづらくなっている」と批判した。
OurPlanet-TVのウエッブから転載しました。
【緊急声明】1.22五輪ファーストおことわり!オリンピックやめろデモ 不当逮捕に抗議!
1月22日(日)、私たち反五輪の会が呼びかけた「五輪ファーストおことわり!オリンピックやめろ!デモ」において、参加者1名がデモ隊列から引きずりだされ、連れ去られ、逮捕されるという、トンデモない弾圧事件が起こった。
警視庁の行いはデモ妨害以外の何ものでもなく、法令の根拠を欠く職権の濫用である。
私たちのデモは、人間の尊厳を傷つけ、人々の生活を破壊するオリンピック、そして、そこにはびこる暴力に対して、参加者それぞれのスタンスを調和させながら、断固とした不服従と反対の意思を示そうと行われたものだ。
警視庁公安部よ。
諸君が「妨害」されたという「公務」とは、一体どういう必要性にもとづくものであったのか?
あなた達の憎悪は「犯罪」に向けられているものではなく、ただこの「国策としてのオリンピックを受け入れない」という、私たちの「非-従順な態度」に向けられたものではないのか?
地獄の東京五輪開催まで、あと3年半―。
ここに到ってオリンピック・パラリンピックは、遂にそのどう猛な牙を剥き出しにし始めた。
そして「治安維持」「テロ防止」のエサに群がり跳ね回る黒ネズミこそが日本警察である。
折りしも「共謀罪」の設置が、性懲りもなく実行されようとしている今日。
オリンピック反対を叫ぶ街頭アクションへの弾圧が、いよいよ現実のものとなってしまったのだ!
人の自由を力づくで押さえつけ、「生き血」を吸いとって行われる“平和の祭典”を、どうして「笑顔」で迎えることなどできるだろうか!!
決して笑わぬ者を、白昼の交差点でなりふり構わず路上に叩きつけねじ伏せ、表舞台から連れ去り、隔絶し監禁し痛めつける。それが、“東京五輪でおもてなし”の実態なのだ。
人の尊厳を知るものとして、私たちは絶対にこのような卑劣な弾圧に屈しない!
私たちの不服従の意思は、どこまでも増殖する。
利権にまみれた五輪カルテルは、恥辱を知ることなく、自らの舞台そのものを崩落させるだろう!!
オリンピック弾圧糾弾!!!
警視庁はいますぐ参加者を解放しろ!
2017年1月23日 反五輪の会
ブログ https://hangorin.tumblr.com
メール hangorin2020@gmail.com
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デモで不当逮捕された参加者は、警視庁赤坂署に拘束されています。
是非電話での抗議をお願いします!
警視庁赤坂警察署 03-3475-0110
※非通知発信は、電話会社への紹介で番号が特定できます。先方に電話番号を知らせたくないという方は、公衆電話よりおかけ下さい
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「オリンピック弾圧おことわり救援会」が立ち上がっています。救援会ブログにも今後ご注目ください(準備中)。
http://oidashisuruna.blogspot.jp
【お知らせ】1月22日反五輪の会主催のオリンピックいらない!デモ
正午に原宿、表参道の神宮橋からスタート。千駄ヶ谷区民会館まで約1時間のデモと沿道の歩行者のみなさんに災害オリンピックはいらない!のチラシを配布しました。沿道の関心は高く、チラシの受取りもよかったです。