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10月10日(月)五輪は汚職と災害の森 !TOKYO1010@JOC前ティーチインに集まろう!

五輪は汚職と災害の森 !TOKYO1010@JOC前ティーチインに集まろう!

「わたしが絶対に逮捕なんかさせませン!」の遺言を残して逝った安倍晋三の五輪レガシー(遺産)相続争いが始まっている。膨大な税金をつかった腐敗ビジネスの極致──TOKYO2020のスポンサー契約に関する受託収賄罪の容疑で逮捕者された元電通役員の高橋治之は、安倍晋三とは父の安倍晋太郎の時代からの腐れ縁。検察当局にアンダーコントロールされた情報は高橋一人の「みなし公務員」という身分に問題を矮小化しているが、腐敗の構造は電通-JOC-自民党-開発業者、そしてIOCまで連なっている。

複合不況と原発災害にみまわれた落日ニッポン資本主義。「その危機を救う」と称してツケを人々に押し付けてきたアベノミクスの総仕上げのひとつがTOKYO2020だった。アベノミクスは自らまいた超金融緩和によって空前の企業利益を作り出す一方、未曾有の円安危機の泥沼から抜け出せなくなり、そのツケをまたまた人々に押し付けつつある。同じようにオリパラもそのレガシー(遺産)の相続をめぐって魑魅魍魎が跋扈している。

オリンピックに反対する私たちは、最初から、オリパラの利権構造や優生思想に根差した差別の問題、そしてセクシズムや福島切り捨ての問題を批判してきた。もちろん世界的なコロナパンデミック下での強行と感染拡大も許しがたい。

にもかかわらず、なんと10月16日にはIOCバッハが来日して記念イベント「THANK YOU TOKYO」も行われるという。「ぼろ儲けさせてくれてARIGATO」ということだろう。

五輪を誘致するためにIOC総会で安倍は「アンダーコントロール」とウソをつき、福島原発の汚染水を海洋放出する策動に繋げた。JOCと札幌市は多数の市民が反対しているにもかかわらず、またもウソをついて招致をあきらめない。そしてパリ、ロス、ミラノ、ブリスベンでも五輪災害を続けようとしている。

10月10日は64年五輪のレガシー:スポーツの日と称して、五輪推進派たちは汚職発覚から目を逸らすように、またぞろスポーツイベント三昧で神宮外苑再開発を目論む。私たちは、そんな闇の森:JOC前に集結し、オリパラ災害資本主義との心中はごめんだ!札幌招致を断念せよ!の声をあげる。

神宮外苑は今やとんだ「集まれどろぼうの森」!盗人タケダけしいとはおまえたちのことだ!TOKYO2020の盗っ人どもよ、知らぬ存ぜぬは許されねえ!森喜朗の銅像建立?ふざけるな!引き倒しちまえ!

みんなで集まろう。廃止するまでがオリンピック反対です!

日時 2022年10月10日(月)14時30分集合~16時

場所 JOC前歩道 (最寄り駅 地下鉄「外苑前」/JR千駄ヶ谷駅10分)

知らざぁ言って聞かせやしょう

~発言内容(予定)

JOCと電通問題/オリパラとセクシズム/外苑前開発と森利権/NHK捏造番組問題/膨れに膨れた大会費用/札幌はフチョッチーです/IOCバッハふざけるな10.16デモ、ほか

呼びかけ

TOKYO2020五輪災害おことわり連絡会

weblog  http://www.2020okotowa.link/

BPO放送倫理・番組検証機構の<重大な放送倫理違反あり>を受け止め、 NHKは五輪反対運動に謝罪せよ!

 昨年12月26日に放送されたNHK BS1スペシャル「河瀨直美が見つめた東京五 輪」について、本日、BPO放送倫理・番組検証機構が<重大な放送倫理違反あ り>との意見を通知・公表した。  BPOが重大な放送倫理違反を認定したこと、単なる字幕問題に矮小化せず、 放送によってデモの参加者がお金で動員された主体性のない人々である印象を 与え、五輪反対デモやデモ全般までもおとしめる内容であったことに言及して いることは、当然のことであるが評価したい。単なる字幕問題に矮小化した報 告書と形式的な謝罪で終わらせようとしたNHKは、<放送倫理違反>を真摯に 受け止めよ。

 その上で、私たちは、この番組によりおとしめられたオリンピック・パラリ ンピック反対運動の主体として、意見書の不十分さも感じている。以下、その 点を指摘して私たちの見解とする。

1. 東京オリンピック・パラリンピックが「世論を二分する中で開催された」 (意見書「おわりに」)以上、番組には五輪批判の声をどれだけきちんと反映 させるかが問われていた。にも関わらず、「プロの反対側」「本当に困ってる 反対派」とする島田角栄氏の物語に合わせて番組を構成し、その結果、事実と 異なる内容を放送したことが問題の骨格だと考えるが、意見書はそこまで踏み 込んでいない。

2. 意見書では、別のデモについての発言を五輪反対デモにすり替えて編集され たことが認定されているが、これは明らかに「ねつ造」である。記者会見では 記者からもその点についての言及があり、委員らからは「半ばねつ造とも言え る行為であるが、悪意はなく重過失と考える」旨説明があったと聞く。ドキュ メンタリー番組である以上、事実と異なることを知りながら事実であるかのよ うに放送することは、悪意の有無には関係なくねつ造である。なぜねつ造であ ると明言することが出来なかったのか疑問が残る。

3. 問題のシーンについて見過ごしたことについて、意見書はその理由をNHKス タッフによるデモや社会運動への「関心の薄さ」と指摘している。しかし、そ れらは「関心の薄さ」などと言う消極的なものではなく、むしろ反対運動に対 する悪意ある偏見だと私たちは考える。NHKのデモに対する偏見や負の価値観 が根底にあったからこそねつ造報道が生まれたという認識が欠如しており納得 し難い。そしてその偏見は河瀬直美監督や島田角栄氏とも共有されていたと私 たちは思う。

 現在、連日のように五輪に関わる贈収賄のニュースが報じられ、前組織委会 長であり「女性差別」発言で辞任した森喜朗氏にも事情聴取が行われるという とんでもない事態だ。また、「アンダーコントロール」という大嘘で五輪を招 致した安倍元首相については、亡くなってからのちに、カルト宗教との関係が クローズアップされている。東京五輪に関わる「カネ」の問題は、すでに招致 の前から始まっていたのだ。

 五輪を「善」として推進してきた人々。IOCや組織委員会、JOC、東京都、日 本政府、そして電通やゼネコン、スポンサー企業等々五輪利権にまつろう人々、 その中に、河瀬直美や島田角栄、NHK番組を作った人々もいる。仮に番組スタ ッフの社会運動に対する「関心の薄さ」を前提にしても、放送に携わるものと して、物事の本質に迫る気概を無くすべきではない。

 私たち五輪反対派を「金で動員」と侮辱しておきながら、実際、金で動いて いるのは五輪推進派の人々であることが明確になった。NHKは真摯に反省して、 私たち反対運動に対する人権侵害を謝罪せよ!五輪の闇を暴く真っ当な番組を 作れ!IOC、日本政府、組織委員会は、すべての真相を明らかにせよ!オリン ピック・パラリンピックはどこにもいらない!

2022年9月9日

反五輪の会

「オリンピック災害」おことわり連絡会