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反オリンピック国際集会 2022年5月21-22日にセーヌ=サン=ドニで会おう

Posted on  by saccage2024

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ロンドンで私たちは、500名以上の入居者を抱えていた英国最大の特定目的住宅協同組合、クレイズレーン団地が破壊されるのを見た。そして、たくさんのジャガイモやアーティチョークやカリフラワーが植えられていたマナー市民菜園(Manor Garden Allotments)が破壊されるのも見た。

ソチで私たちは、ソチ国立公園の広大な土地が破壊されるのを見た。そこは手付かずの国有森林保護地区だったが、無人の地に新都市を建設するため開発された。

リオで私たちは、ヴィラ・アウトドロモが破壊されるのを見た。オリンピックパークの端っこに位置する、数十年の歴史を持つその漁村には800世帯が住んでいた。2016年までにリオで強制退去の憂き目にあった22,000世帯に、その800世帯は含まれている。また、私たちは、戦車がやって来てファベーラの公有地を簒奪するのを見た。自然保護区がゴルフコース建設のために売り飛ばされるのも見た。

ピョンチャンで私たちは、スキー場建設のために500年の歴史を持つ神聖なカリワン山の森林保護区域が破壊されるのを見た。

東京で私たちは、霞ヶ丘アパートが破壊されるのを見た。そのアパートは1964年の東京オリンピックの際に立退を強いられた住民の移転先となった公営住宅だった。

北京で私たちは、乾燥した山間部に人工雪を降らせるために貴重な水資源が奪われるのを見た。この地域に確立されたウィンタースポーツ産業は、将来にわたり資源を吸い尽くしていくだろう。

ミラノ・コルティナで私たちは、東アルプスが破壊されていくのを見ている。ユネスコ・ドロミテ財団が罪深くも沈黙を守っているのをよいことに、オリンピックが次第に環境破壊の機会となっている。

ロサンゼルスで私たちは、エコパークレイクの破壊をすでに見ている。この公園でテント生活をしていた200名もの人々が暴力的に排除され、公有地の囲い込みと軍事化が進行した。
そして、私たちは、ロサンゼルスに現存する数少ない黒人地区、イングルウッドが破壊されていくのを見ている。新しく建設されるスタジアムが家賃を高騰させ、地域経済を破壊し、環境汚染を撒き散らしている。

私たちは、オリンピック開催の旗の下、公共空間、緑地、住宅、コミュニティが破壊されるのを何度も見てきた。

これらの怒りをそれぞれの都市でおのおのが孤独に抱えておくにはあまりに荷が重すぎるので、世界中の仲間たちがパリにやってくる。私たちの中には家を失った人がいる。生活基盤、コミュニティ、権利を失った人もいる。私たちがパリに集まるのは、未来に向けて力を蓄えるため、それぞれの経験に耳を傾ける必要があるからだ。国際オリンピック委員会(IOC)とオリンピック推進派は、国境を越えて組織されている。連中を止めるには、私たちもそうする必要がある。こうした会議を実現させるために労力を費やすことで、私たちは明白なメッセージを送ることになる。私たちはこの闘争にコミットしており、運動に加わるあらゆる人と連帯している、と。私たちを局所の闘争に孤立させ、孤独な闘争へと私たちを閉じ込めようとするのは、資本家階級のお馴染みの手口だ。彼らにとって最大の脅威が、私たちが互いに力を合わせて闘うのを選ぶことであると、私たちは知っている。それぞれの都市においてだけでなくオリンピックそのものに有意義かつ力強い方法で抵抗する、いかなる戦争機械を私たちは作ることができるだろうか?

パリ五輪組織委員会はこう言っている。「われわれは過去大会の問題に気づいており、パリ大会はこれまでとは異なり、簡素化された控えめなモデルを提供します」。パリ市長はこう言っている。「より環境への配慮が行き届いた制度への移行をオリンピックは加速させます」。フランスでは少なからずの人がこうした言葉を鵜呑みにし、パリ2024は「史上最も環境に配慮した大会」になるだろうと信じた。このことは、少なくともある程度は、パリの人々がボストン、ハンブルグ、ブダペストで五輪招致を拒否した人々の後に続かなかったことの説明となっている。

しかし大会を2年後に控えた今日、こうした約束は維持不可能な幻想となった。

私たちは、ADEFという非営利団体がサン=トゥアン市で運営していた労働者向け住宅が、選手村のために破壊されるのを見た。現在のところ、全員が移民労働者である元入居者たちは狭い仮設住宅に押し込められ、次にどこに行くことができるかわからないままでいる。

私たちは、レール・デ・ヴァン公園が破壊されるのを見た。保護区域となっている生態的回廊の一部である県立公園に、「メディア村」建設のためコンクリートが流されるのである。その必要性にはIOCすらも疑問を挟んでいた。

私たちは、オーベルヴィリエの労働者菜園が破壊されるのを見た。ロンドンのマナー市民菜園同様、コンクリートの下に土壌が消えてしまうのだけど、それは大会に使用されることすらない「練習用」プールのためなのである。

タヴェルニーとサン=ルー=ラ=フォレでは、目下完璧に機能している二つのプールを取り壊してオリンピックサイズのプールが建設される。シャン・ド・マルス公園では、また別のオリンピック関連プロジェクト(グラン・パレ・エフェメール)のため緑地がコンクリートに変貌した。エランクールでは、マウンテンバイク競技のために木が伐採されることになっている。

私たちは認めなくてはならない。パリ五輪はこれまでと異なる五輪などではない、と。少数の人たちにとっての好機、市井の人たちにとっての災厄。利益の民営化、負債の国有化。近年の大会と比べれば、パリ五輪は範囲や規模においていくらか小さいかも知れないが、オリンピックが開催地にもたらすものは何処も変わらない。

2022年5月21、22日に、パリ近郊で反五輪国際ウィークエンドが開かれる。イングランド、ロシア、ブラジル、日本、米国からの参加者が出席し、各自の視点と経験を共有する。土曜日(21日)にはパリ五輪に伴う都市「再生」プロジェクトの中心近くで集会が行われる。日曜日(22日)にはラ・クールヌーヴやオーベルヴィリエのオリンピック災害を被った土地を訪れ、共同で闘争の準備をする。この国際集会は、過去の経験から学ぶこと、そして何よりもこうしたオリンピック災害に抗って闘うことを望むあらゆる人に開かれている。

オリンピックを廃止するための戦いは無益である、と信じる人々がいることを私たちは知っている。昨年夏の「パンデミック・ゲーム[=東京五輪]」に対しては、日本人の8割が反対していたにもかかわらず強行開催され、その後日本では記録的な感染拡大が起こったのである。COVIDにすらオリンピックが止められないなら、誰に止めることができるだろう?
他にはこう考えている人々もいる。仮にオリンピックを止めたところで、もっと広範に及ぶ資本主義の構造は破壊をもたらし続ける、と。オリンピックは石油や銀行とは異なる。オリンピックの消滅だけではこの腐敗した世界秩序の中枢に打撃を与えることはない。

でも考えてみてほしい。直近の開催国のほとんどの人々に嫌われ、いかなる意味においてもエッセンシャルとは言えない運動会すらなくすことができないとしたら、どうやって石油や銀行のない世界を夢見ることができるだろう?

IOCは困難の中にある。日本人の8割が東京大会に反対する前、リオ大会ではブラジル人たちが路上に出て「排除のゲーム」を非難した。2013年以降、開催候補地が招致の是非を問う住民投票を行えば、答えはつねに「NO」である。IOCに10億ドル以上も払っているアメリカのテレビ局、NBCは視聴率急落のために東京大会の後で広告主に補償を行う羽目になった。

これは勝算のある闘いだ。開催を希望する都市がなくなればオリンピックは終わる。それが可能に思えるなら、このプロセスを加速させない理由があるだろうか? 私たちにはまだ、札幌やピレネー=バルセロナ(スペイン)を2030年冬季五輪から、プロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地方を2034年冬季五輪から救うことができる。

5月に会おう。みなさんと会えるのを楽しみにしている。今後関連情報は以下で発信される:

ウェブサイト:https://saccage2024.noblogs.org/
SNS:@saccage2024 (Twitter: @2024saccage)
連絡先:saccage2024@protonmail.com(フランス語、英語に対応可能)

追伸:この集会には大量の英仏通訳ボランティアが必要とされる。お手伝いしてくれる方は、ぜひご一報を。

NOlympicsTV 第16回:2月18日午後7時から

北京五輪の最中です。日本選手のメダル話ばかりで嫌になりますね。

半年前の東京大会の後始末どころか、河瀬直美を主役にしたNHKの捏造放送の
問題も、また疲弊した北海道再生のために投資を呼び込む2030札幌五輪の招致話など、
懲りない人々の物語がひしめいています。

ということで、北京五輪開催中もNOlympics Anywhereの声を世界中に響かせます。

★NOlympicsTV 第16回は今週金曜日2月18日午後7時から(午後8時半終了予定です)。
武蔵野五輪弾圧裁判救援会、NHK番組捏造問題、
北京五輪期間中の各地の取り組み、札幌招致に反対する現地の声を届けたいと思います。
視聴はおことわリンクのブログから入ってください。
アーカイブで、後から、これまでの放送もご覧になれます。
http://www.2020okotowa.link/

以下、プログラムです。

★NOlympicsTV 第16回
北京五輪開催中もNOlympics Anywhereの声を世界中に響かせます。
◎ NOlympicsTV 第16回
●Today’s NOlympics(Satoko Itani)
●五輪災害おことわり・東京オリパラ終わっても…
★特集その1NHK・河瀬直美問題 
★特集 2 平昌-北京-札幌、冬季五輪で破壊されうばわれたもの 
●五輪感染・おことわり(大利英明さん)
●イケガミアツコの現場からは以上です!

2022.02.04(金) 19:00-新宿アルタ前 
北京五輪開会式抗議スタンディング!

2022.02.04(金) 19:00-新宿アルタ前 
北京五輪開会式抗議スタンディング!

ちらしPDF

オリンピック災害おことわりンク/反五輪の会

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NOlympics Anywhere!!
哪里有奥运,哪里就有反抗!
TOKYO2020にマジでガチで反対していた私たちは、北京にも札幌にもパリにもミラノ-コルティナにもLAにもブリスベンにも、世界中のオリンピック災害に大反対です!!

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パンデミックのさなかに強行されたTOKYO2020オリンピック・パラリンピック。
もはや多くの人がさまざまな問題を忘れ”させられ”ていますが、東京で行われたことで、私たちはオリンピック・パラリンピックそのものが悪質なぼったくりで人命軽視の大災害であることを思い知らされたはずです。
昨夏は新型コロナ感染拡大による医療崩壊が起きており、その状況でもオリパラ優先、問題はないと政府や東京都は強弁しました。しかし新型コロナだけが問題ではありません。これまでもオリパラはすべての開催地で、莫大な経費に税金を投入し、大会後にはロクに使い途もない施設を大量に作り、そのために資源を浪費し、作業員を追い込み、住民や野宿者を追い出し、再開発で街を壊し、治安の名目で監視社会を推進し、軍や警察がのさばり、戦争や暴力を覆い隠し、先住民族や移民やマイノリティを弾圧し、言論を封殺し、招致にはワイロと噓を積み重ね、スポンサーのコマーシャリズムがはびこり、五輪貴族がぼったくる…開催地にとって、そして全世界にとっての大災害です。
さらに今回の北京や2030年招致計画のある(やめてくれ!)札幌など冬季大会は、夏季以上に自然環境の破壊をともないます。地球規模の季候危機が叫ばれている中、わずか2ヶ月のために山を削り木々を伐採するオリパラ開催など許されるでしょうか。なにがSDGsだ!
今、問題となっているNHKの「捏造」をはじめ、組織委やメディアは、TOKYO2020を「成功した」「やってよかった」「誰も反対してなかった」ものにしようとしています。そうして北京五輪を盛り上げて、札幌招致につなげようとしているのです。私たちは、終わったことにはさせません。
東京大会はひどかった。北京大会を許さない。札幌大会おことわり。
オリンピック災害は世界のどこにも要りません!
NOlympics Anywhere!

[アクションに参加を予定されている皆さんへ]
※荒天時はサイトhttp://www.2020okotowa.link
またはTwitter
@Link_NoTokyo5O
をご確認ください。
※プラカード、鳴り物歓迎
※ナショナリズムを象徴するもの、国旗の持ち込み、ヘイトスピーチはおことわりします。私たちは「国民」と言う表現を使いません。日本、中国はじめ世界中で生活するすべての人の命、権利を求めます。
※意見の相違を暴力で解決することを肯定、開き直りする個人、団体の参加はお断りいたします。
※マスク着用、手指消毒、参加者間の距離の確保など、コロナ感染予防対策にご協力のうえ参加をお願いします。
※撮影・中継をされる際は参加者の肖像権にご配慮ください。参加者が撮影・録音を拒否する意思表示を示した場合には、これを尊重し、記録と利用をただちにおやめください。

ere!
[アクションに参加を予定されている皆さんへ]※荒天時はサイトhttp://www.2020okotowa.linkまたはTwitter@Link_NoTokyo5Oをご確認ください。※プラカード、鳴り物歓迎
※ナショナリズムを象徴するもの、国旗の持ち込み、ヘイトスピーチはおことわりします。私たちは「国民」と言う表現を使いません。日本、中国はじめ世界中で生活するすべての人の命、権利を求めます。
※意見の相違を暴力で解決することを肯定、開き直りする個人、団体の参加はお断りいたします。
※マスク着用、手指消毒、参加者間の距離の確保など、コロナ感染予防対策にご協力のうえ参加をお願いします。
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