7月12日に、広島市・県へのIOCバッハ会長の広島訪問抗議申入れ行動が行なわれました。14時半から広島市に対して(広島市市民局文化スポーツ部スポーツ振興課が対応)、16時半からは広島県に対して(広島県地域政策局平和推進プロジェクト・チームが対応)それぞれ抗議の申し入れを行いました。この申し入れのなかで、今回のバッハの広島訪問は、県が窓口で、しかも県のオリ・パラ担当課=スポーツ推進課ではなく、平和推進プロジェクト・チームが要人としてバッハを位置づけての対応ということがわかりました。
以下、抗議申し入れの要旨です。(全文はこちら)
私たちの主張(要旨)
コロナ禍での五輪開催はありえない。
広島市、広島県が世論に逆行していいのか?
開催強行が民衆の生命・生活・健康を蔑ろにしている。
IOCバッハ会長に「核のない平和な世界」を語る資格はない。
広島への修学旅行が中止になってきた。
案内活動も皆無になった。
被爆者も通常の活動ができていない現状。
IOCバッハ会長だけ、なぜ特別扱いなのか?
バッハのこのタイミングでの広島入りはあらゆる観点から平和に対する背信行為である。平和を語る資格がない。
バッハ広島訪問を認められない。
バッハ広島訪問を拒否する。
広島・長崎「反核平和」理念の盗用を許さない。
広島の悪用を許さない。
広島市、広島県は訪問を受け入れてはいけない。仮に訪問が実施されても市民、県民に歓迎を要請してはいけない。
当日、IOCバッハ会長が訪問すれば、「広島訪問反対・帰れ、五輪中止を求める行動」を大々的に起こす。
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メディアの報道
毎日新聞