日別アーカイブ: 2021年5月13日

(紹介)ジュールズ・ボイコフ『オリンピック反対する側の論理』

ジュールズ・ボイコフ
井谷聡子・鵜飼哲・小笠原博毅監訳
本体 2,700円
ISBN 978-4-86182-846-1
発行 2021.4

【内容】
すでにオリンピックは、歴史的役割を終えた――『NYタイムズ』紙

いま世界の多くの市民が「オリンピックはいらない!」と叫んでいる……。
元五輪選手であり、オリンピック研究の世界的第一人者である著者が、平昌、リオ、ロンドン、そして東京、ロス、パリの開催地・予定地での調査・取材をもとにまとめた、世界に広がる五輪反対の動き、その論理と社会的背景。

今日のオリンピックは“資本主義の化け物”である……。
今世界で、さまざまな社会的公正を求める市民が、こぞって「オリンピックはいらない!」と声をあげている。2024年パリ大会、2028年ロス大会に対しては、現地で大規模な反対運動が巻き起こっている。
膨大な費用、環境破壊、弱者を追い詰める開催地の都市開発、選手を使い捨てする過度な商業化……。本書は、オリンピック研究の世界的第一人者が、各国の反対運動を調査し、世界に広がる五輪反対の動き、その論理と背景をまとめたものである。

版元:作品社ウエッブ

東京オリンピックを見ない理由

以下訳出したのは、deadspin.comに掲載された「東京オリンピックを見ない理由」と題されたエッセイ。アスリートによるブラックライブズマターなどの抗議の意思表示を禁止し、違反した場合は処罰するという方針をIOCが4月下旬に決定した。(参考の報道記事参照)以下のエッセイでは、IOCの対応を批判し、東京オリンピックのボイコットをアスリートに呼びかける内容になっている。かつてのナチスのベルリンオリンピックでは、開催国の意向をIOCが追認して、露骨なユダヤ人排斥のオリンピックだったように、開催国の意向が大きく影響していると推測できる。IOCだけでなく開催国と東京都の意向も影響しているのではないか。スポーツイベントがそもそもナショナリズムの感情を過剰に煽るイベントであるという問題(国旗国歌問題)とBLMの問題はリンクしていて見逃せない。(訳者) 本文はこちらでお読みいただけます。

即刻中止!東京五輪 5.17銀座デモ

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即刻中止!東京五輪
5.17銀座デモ
日時:5月17日(月) 午後6時集合/7時デモ出発
集合:新橋駅前・SL広場
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*このデモは「ノーパサラン バッハは帰れ!」として呼びかけていたものです。バッハ来日が延期(?)になったので名称を変えました。
*この日、広島で「聖火」リレーのセレモニーが行われます(バッハが参加予定であったもの)。私たちと連携して、広島現地でも反対の行動が取り組まれます。
※マスク着用、手指消毒、参加者間の距離の確保などコロナ感染予防対策にご協力のうえ参加をお願いします。
※プラカード、鳴り物歓迎
※ナショナリズムを象徴するもの、国旗の持ち込み、ヘイトスピーチはおことわりいたします。
こちらの記事もご参照ください。
「『国民の大切な税金をむだづかいするな』の横断幕について、話し合いました」
https://href.li/?https://tmblr.co/ZVXF2t1sRYhmk

※現地に来られない方は、
#オリンピックより命を守れ
#CanceltheOlympics #AbolishtheOlympics #NOlympicsAnywhere
などのハッシュタグとともに、オリンピックに反対するメッセージ、画像、動画、プラカードなどで一緒に意思表示しましょう。
ご近所や最寄り駅などで同時スタンディングも大歓迎です。ぜひSNSでシェアして下さい。

※直前まで続報・変更の可能性あり。随時情報更新します。

共催:反五輪の会/「オリンピック災害」おことわり連絡会反五輪の会
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