反五輪の会からのイベント案内です。(管理人)
共謀罪、イスラエル軍需など、オリンピックを糸口に容赦なく生活圏に入り込んで来ていますよ。スポーツと軍事の親和性、そして、「道徳」や「パラリンピック」を使ったオリンピック政治を、二人の講師をお招きして、解いていきたいと思います。
オリンピック・パラリンピックにからめとられないように。抵抗するために。
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スポーツの軍事化とオリンピックの政治
jp.ajwrc.org
ジェンダー/セクシュアリティの観点から2020年オリンピック・パラリンピックの問題を考えるイベントを開催します。
現在、スポーツ選手に対する監督・コーチによる暴力や支配の問題が大きく報道されています。選手と監督の関係は、まるで旧日本国軍の上官と、理不尽な要求にも応じざるを得ない状況に追い詰められた兵士のようです。そして、「国」を背負わされ、スポーツ界が軍事化する状況は、2020年に向けた都市開発や祝賀ムードによってあおられ、加速していくことが懸念されます。また、2011年に起きた原発事故の「復興」を目に見える形にすることが、2020年の目的のように感じている人も多いのではないでしょうか。
1964年の東京オリンピックは「戦後復興」という大規模再開発を経て開催されました。国際社会に向けて、侵略戦争の記憶を消し去るかのような華々しい演出がされたのです。
スポーツの軍事化は、わたしたちの生活や身体にどのように影響し、2020年オリンピック・パラリンピックに向けて、わたしたちはどのように抵抗できるのか、世代の異なる二人の登壇者を迎えて考えます。
登壇者
●井谷聡子(関西大学文学部 准教授 博士(Ph.D))
カナダのトロント大学博士課程を修了後、2016年から関西大学文学部英米文化専修で北米の身体文化とジェンダー、セクシュアリティに関する授業を担当している。専門分野は、体育・スポーツにおけるジェンダーとセクシュアリティ研究とクイア・スタディーズ。現在は、トランスジェンダーの選手のスポーツ参加問題と、スポーツ・メガイベントが引き起こす社会問題について研究を進めている。
●北村小夜
治安維持法が公布された1925年生まれ。軍国少女として育ち、日本赤十字社救護看護婦として満州で敗戦を迎える。戦後、1950?86年まで、都内小・中学校教員(うち65?86年まで中学特殊学級担任)。障害児を普通学校へ 全国連絡会 世話人。著書に「一緒がいいならなぜ分けた」(現代書館)、「戦争は教室から始まる」(現代書館)
司会:いちむらみさこ(反五輪の会)
日時:8月28日(火)18:30~20:30(開場:18:15~)
会場:渋谷男女平等・ダイバーシティセンター<アイリス> 会議室1-3(渋谷区桜丘町23-21 渋谷区文化総合センター大和田8F)
参加費:500円
共催:アジア女性資料センター/反五輪の会
お申し込み方法:こちらの申し込みフォームへご記入または下記の申し込み先までお知らせください。
【お問い合わせ・お申し込み】
NPO法人アジア女性資料センター
メール:ajwrc(アット)ajwrc.org、電話:03-3780-5245
〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町14-10-211
http://www.ajwrc.org/