コロナ・パンデミックはいまだ終息の方向を示しておらず、緊急事態宣言や蔓延防止措置も6月以降継続されます。すでにコロナ対策に大きな勢力を振り向けている医療現場は限界に近づいており、オリンピック・パラリンピック関係者を優先しているゆとりは全くありません。私たちは一刻も早く東京オリンピック・パラリンピックを中止し、人も金も時間もコロナで困窮している人々や医療現場に投入すべきだと考えています。
客観的状況を考えると誰しもが東京オリンピック・パラリンピックの即時中止は妥当だという結論に至ると思いますが、日本の政治家とIOC幹部は自らの利益しか頭にないらしく、ついに「緊急事態宣言下でも東京五輪開催は可能だ」というとんでもない発言すら飛び出すありさまです。緊急事態宣言下で私たち市民の日常生活は様々な制限を課され、特に飲食業者は廃業を余儀なくされ、自殺者すら出現しています。医療現場も五輪関係者を優先している余裕など全くありません。
であるにもかかわらず、こうした心ない発言が横行している状況を鑑みるにつれ、東京オリンピック・パラリンピックの強行開催もあり得るのではないかという恐怖感にさいなまれます。私たちはそんな「インパール作戦」を許さず即時中止を実現するために4・5月と同様、6月も毎週金曜日に組織委前で声を上げます。
6月金曜日行動については他の地域でも同時多発的に声を上げることを呼びかけます。すでに長野県の市民からも金曜行動の予定が伝えられています。 今こそ多くの中止を求める声を結集して東京オリンピック・パラリンピックの即時中止を実現させましょう!
●晴海トリトンビル前 組織委員会に対する即時中止を求める毎週金曜日行動
6月4日・11日・18日・25日 18:30~20:00
晴海トリトンビル前(都営大江戸線「勝どき」駅下車徒歩5分)