<報告>パラリンピック弾圧ーAさん解放!元気です!
たくさんのご支援に感謝!
処分決定まで引き続き注目を!
すべてのオリ・パラ弾圧に抗議します!
仲間のみなさん、8月24日のパラリンピック開会式で、「公務執行妨害」をでっち上げられ不当逮捕されたAさんですが、勾留理由開示裁判が開かれた9月1日の翌日、9月2日の夜、解放されました。勾留満期(9月4日)を待たずしての解放、みなさんの支援のたまものだと思います。
ありがとうございました!
Twitter等ではお知らせしましたが、パラリンピック閉会式の取組などがあり、大変遅くなりました。ごめんなさい。
釈放されたAさんは、9日間の勾留による疲れも見せず、翌3日の組織委員会への抗議行動、5日の閉会式への抗議行動にも参加、元気です。
そもそもが、全く何もない中での、いや警察の過剰なほどの警備の中で、数十人の私たちを何百人もの警察官が囲い、威圧し、暴力を振るう中で行われた警察によるでっち上げ弾圧でした。Aさんの近くにいた人が警察官にもみくちゃにされ突き飛ばされ頭に怪我をして血だらけになるということも。驚いた警察が自ら救急車を呼ぶという前代未聞の事態でした
(アリバイ的な警察の対応に不信を感じて救急車には乗りませんでした!)。
Aさんは赤坂署に勾留され、連日の取り調べを受け、翌日には検察に送検、裁判所が10日間の勾留を認めるという出来レース。
私たちは直ちに救援会を結成、抗議声明を出し、数度の赤坂警察署への抗議激励行動を取り組みながら、みなさんへカンパの呼びかけをさせていただきました。
Aさんには接見禁止もつき、外にいる仲間との交流も阻まれましたが、弁護団の連日の接見など勢力的な活動に支えられ、勾留されている期間を乗り切ることができたと思います。弁護団は、短い期間に意見書を出し、また交流理由開示裁判を請求、
裁判所の勾留決定の不当性を法廷で追求しました。9月1日の勾留理由開示裁判は冷たい雨の中、たくさんの仲間が結集、傍聴にはずれた仲間が外で街頭行動を繰り広げ(ほんとに寒かった!)、法廷は厳重な警備法廷で傍聴者も制限を受ける中、Aさん自身も緊張しながらも自分の言葉で思いを語り感動的でした。当日の様子は反五輪の会のブログに上がっているのでぜひ読んでください。→https://hangorin.tumblr.com/
開示裁判後、弁護団はただちに勾留理由取り消し請求をし、なんと裁判所がそれを認め(9月2日)勾留を取り消しました。
でもって即日釈放!検察が勾留を延長申請せずに満期で釈放されることはありますが、裁判所が取り消し請求を認めるなどほとんどありません。
それだけこの逮捕ー勾留がいかに不当だったかという証です(そもそも最初に勾留を認めるな!ということはありますが)。
Aさんは釈放されましたが、いまだ処分が決まっておらず、きっちり「不起訴」を獲得するまで、今しばらくは気を抜けません。
引き続き注目を!
最後になりましたが、Aさん弾圧にあたって、短期間に多くのみなさんから、たくさんのカンパが寄せられました。
以下会計報告です。
カンパの合計 266621円
支出の合計 198789円
内訳(弁護士費用 155000円、怪我した方の診察・診断書 24893円、差し入れ等18896円)
差し引き 67832円
ありがとうございました!残金は救援連絡センターとこれから裁判が始まる武蔵の聖火リレー弾圧救援会に半々ずつカンパしたいと思います。
なお、救援連絡センターの口座にカンパを振り込んでくださったみなさんには、センターから領収書といっしょに救援会からの報告が掲載された「救援」紙を送られると思います。ふだん、私たちはやっていませんが、今回、救援連絡センターの口座をお借りしたので、センターのやりかたでやってもらいました。個人情報等破棄しますので一回のみご了承ください。
オリンピック・パラリンピックを巡る弾圧としては、仲間のAさん(今回のAさんとは別の)に対する「免状不実記載」を理由とした家宅捜索とその後の度重なる出頭要請、水戸や武蔵のでの聖火リレー弾圧(水戸は不起訴)等、不当な弾圧が続きました。
武蔵野弾圧は威力業務妨害で起訴されこれから裁判が始まります。
私たちはこれらすべてが不当であり、オリンピック・パラリンピックに対して抗議の声を上げることは極めてまっとうな私たち民衆の意思表示だと思います。五輪弾圧糾弾!
Aさん弾圧に対しての支援に感謝するとともに、これらすべての弾圧に勝利するまで、気を緩めることなく引き続き支援と注目をお願いします。
Nolympics Anywhere オリンピック・パラリンピックの廃止を求めます!
2021.9.23 8.24 パラリンピック弾圧救援会
反五輪の会
オリンピック災害おことわり連絡会